大規模な災害で小田急線が長期間の運行停止となったことを想定した「代行バス輸送訓練」が2月4日、江ノ電駐車センターで行われた。小田急電鉄と江ノ島電鉄、江ノ電バス藤沢、小田急バス、神奈川中央交通の5社合同で実施され、社員約240人が参加した、
訓練は、相模湾を震源とする大規模地震と津波が発生した翌日という設定で、電車を利用しようと駅を訪れた利用客に、駅係員が拡声器やプラカードを使って代行バスへの誘導・案内を実施した。駅係員は、利用客に扮した約100人を、3台のバスへ混乱なく乗車させるなど普段行わない作業を行った。
小田急電鉄のCSR・広報部の三川真一さんは「こういった訓練を何度も積み重ね、いざという時に備えたい」と話した。
この訓練は、昨年4月に5社が代行バス輸送に関する協定を結んだことから、初めて行われた。
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