藤沢市総合市民図書館の開館30周年を記念して、市内在住の絵本作家・かこさとしさん(90)が10月13日、直筆の絵とメッセージを書いた色紙を鈴木恒夫市長に贈った。
色紙には、おなじみのキャラクター「だるまちゃん」と「からすのパンやさん」、自然と共生してほしいと願いを込めた絶滅危惧種の「コウノトリ」が描かれ、「よりうつくしくあれ、よりたくましくあれ、よりすこやかであれ」と子どもへのエールが添えられている。
かこさんは、1972年に藤沢市に移住し、多くの作品を制作。78年から2年間、藤沢市の図書館協議会委員も務めている。
色紙の贈呈についてかこさんは「長らく住んでいる藤沢への恩返しと思い書いた。図書館に来るみなさんの励ましになれば」と笑顔で語った。鈴木市長は「市民が元気にしてくれる絵。大切に飾りたい」と喜んだ。
色紙は記念事業の一環として、同図書館の子どもコーナーに14日から展示されている。同図書館では23日(日)に作家・佐江衆一氏、12月18日(日)に『ビブリア古書堂の事件手帖』の著者・三上延氏の講演会を行う。問い合わせは同図書館【電話】0466・43・1111へ。
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