湘南工科大学コンピュータ応用学科の橘俊宏研究室と藤沢商工会議所は、「藤沢グルメアプリ」(日本語)と、外国人向けの「江の島グルメガイドアプリ」(英語)を共同開発。今春から無料配信されており、各方面から好評を博している。
冊子からアプリへ
同所はこれまで、観光客誘致や会員飲食店の利用促進につなげようと、各種冊子を発行。市内各所や横浜、都内のホテルで配布していたが、部数や情報量に限りがあることから、アプリ開発を企画した。橘研究室が「ふじさわ元気バザール」の公式アプリを手掛けていた縁で、コラボが決まった。
浮世絵風のイラストも
アプリはグルメを中心に、ホテル、観光、イベント、タクシーの5コンテンツで展開。料理写真をはじめ、連絡先や使用可能なクレジットカード、英語メニューの有無などがアイコンで紹介されているほか、直接電話を掛けることもできる。
英語版では、誤訳を修正したり、トップ画面に浮世絵風の富士山と江の島、相模湾のイラストを掲げ、「日本らしさ」を演出した。
絵を手掛けた佐竹宇志さん(3年)は、「細かな要望があって大変だったが、昔と現在の江の島を表現できた」と語る。橘助教は、「今後もアプリ開発やサポートを通じて、市と連携し、学生の研究につなげたい」と語った。
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