湘南新産業創出コンソーシアムと(公財)湘南産業振興財団が主催する「第18回湘南ビジネスコンテスト」の最終審査が11月9日、藤沢商工会館で開かれた。
審査員や来場者を前にビジネスプランを発表し、事業の優位性や収益性などを評価して各賞を決めるコンテスト。今年は書類審査を勝ち抜いた6組が最終審査に進出。今回はタリーズコーヒージャパン創業者の松田公太氏が特別審査委員として参加した。
研究助成金50万円が贈られる「ビジネス大賞」を受賞したのは、株式会社アレイ(堀部基至代表取締役社長/藤沢市南藤沢)。電子機器に必ず搭載されている「基板」を製造する同社は、業界初の基板製造プログラムと複数の中小基板工場の生産ライン隙間をシェアし多くの生産を可能にする新サービスを発表し、高く評価された。
審査員長を務めた慶應義塾大学SFC研究所の飯盛義徳所長は「一つひとつのプランは磨かれたもので、いずれも素晴らしく、僅差で悩んだ。藤沢から元気になる、そんな可能性を十分に感じた」と講評した。
大賞以外の受賞者は以下の通り。▽準大賞/有限会社NORMA▽なでしこ起業家賞/株式会社ECO―STAN▽来場者賞/川端伸治▽かながわ信用金庫賞/株式会社アレイ▽湘南信用金庫賞/湘南出張サポートひまわり 有賀康江
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