「高校生外国人『おもてなしアイデア』コンテスト」の入賞者が11月17日、発表され、藤沢総合高校の山中美優さんが最優秀賞に選ばれた。同校からはチャレンジ賞にも6人の生徒が選ばれた。
外国人観光客が増加する中、次世代に観光分野への関心を高めてもらおうと、神奈川県と県内4大学が設置する、かながわ観光大学推進協議会が主催する事業。3回目となる今年は、県内の高校生から414件のアイデアの応募があった。
山中さんは「江ノ電で巡ろう!御朱印探しの旅」のタイトルで、日本人2人と外国人3人のグループが江ノ電で神社仏閣を巡り、どこの神社の御朱印を集められたか発表する企画を作成。趣味の「御朱印集め」をヒントに中学の新入生歓迎会で行われていた「江ノ電すごろく」と掛け合わせて、藤沢・鎌倉の文化や歴史を紹介しようと考えた。審査員からは御朱印を集めるだけでなく、グループで共に巡るという点が高く評価された。
山中さんは、「多くの人が御朱印集めを楽しむにはどうすれば良いか悩んだ。帰国後も日本に来たことを思い出してくれたら嬉しい」と喜びを語った。
また、チャレンジ賞にも、6人が入選を果した。臼井柚花さん「御朱印めぐり〜相模五社の巻〜」、佐藤幸二さん「藤沢の”二面性”と歩く」、岡崎菜津さん「楽しく学べる鎌倉さんぽ」、宮川芽依さん「鎌倉と日本の暮らしを体験するホームステイ」、松村太陽さん「藤沢駅から1Km以内の究極の日常体験」、村田創信さん「海ノ男ノすゝめ」。生徒からは、「賞を取れると思わなかったので驚いた」、「自分が参加しても楽しいと思えるものが、高く評価されたことがとても嬉しい」、「歴史や日本語、町のメリットやデメリットなど知ってほしいと思ったことが審査員に伝わって良かった」などの声が上がった。
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