藤沢市は12月1日、台風21号の被害について第2報を発表し、被害総額が2億2143万2千円に上るとした。
公共施設以外では、江の島片瀬漁業協同組合の定置網の破損が8374万9千円の被害を受けた。
台風21号は、最も接近した10月23日未明が満潮時に重なったため、江の島に高潮による甚大な被害をもたらした。最も被害にあったのは、観光施設の江の島岩屋で、洞窟内への岩石の流入、階段の崩落、転落防止柵の脱落などで1億4160万円。その他に、稚児ヶ淵レストハウスが540万円、片瀬漁港が3170万円、鵠沼海浜公園が294万9千円、藤沢駅北口エレベーターが57万5千円、辻堂海浜公園先水路が214万円、辻堂浄化センター放流渠が300万円、江の島西ポンプ場が2310万9千円、藤ヶ岡中学校が434万8千円、その他施設が661万1千円となった。
市は、現計の予算で復旧できる施設は対応し、被害が大きい施設は、補正予算や来年度予算で計上をする方針。
第1報の被害額約1億5千万円から増額したことについては、「調査中のものが明らかになったため」と話した。
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