「職親(しょくしん)」と呼ばれる若者の更生支援活動に取り組む 岡本 昌宏さん 三春町在住 41歳
「やり直し」許容する社会に
○…児童養護施設や少年院の退所者など、行き場のない若者の就労自立支援に独自の手法で取り組んできた。自身が営む建設会社に「住まい」「とびの仕事」「身元引き受け」の3点セットで雇い入れる。社会を生き抜くために”手に職”を身に付け、独り立ちを目指す理想の仕組みだが、「現実は厳しい」。11年間で迎えた若者約40人は、ほぼ全員が自分のもとを去って行った。「長くて1年。1日で音を上げて消えてしまったケースもある」
○…離職の理由は同じだ。「仕事がきつい」「人間関係がうまくいかない」。理想と現実のギャップに直面し、何の相談もなく居なくなってしまう。生活費として貸し出した数十万の借金は何度も踏み倒された。めげそうな気持ちを鼓舞しながらこれまで続けてきたが、限界を感じた。「でもあきらめたくない」。全国で同様の取り組みを行っている組織に学び、新たな仕組づくりに乗り出す。協力企業を募って、職種の選択肢を拡げるほか、生活面や精神面をサポートする施設を立ち上げる。
○…小学生時代に通っていた学童保育。健常者も障がい者もボーダーなく過ごした経験が原点だ。「助け合うのが当たり前。ボランティア精神が自然と身についた」。その一方で非行に走った時期もあり、大学は3カ月で中退。悪事の限りを尽くし、「生きるか死ぬかのどん底までいった」。救ってくれたのが当時の彼女で現在の妻。「一緒に暮らしたいなら真面目になって─」。とび職人となって夢中で働き30歳で独立を果たした。
○…「更生するきっかけが人との出会いだった」。与えてもらったチャンスを、今度は社会に返すことが使命だと考えている。事業を大きくすることに興味はない。公言している目標は「独立する職人が日本一多い会社」。現在、1年前に雇い入れた21歳の若者が修行を積んでいる。「社長の期待に応えたい」。彼のその言葉を信じている。
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法政大学校友会 横須賀法友会横須賀法友会は、市内在住・在勤の法政大学OBの入会を募集しています |
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若松商店街振興組合飲食店、物販店など多彩な商店が揃う老舗商店街 https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/4402/shoukou/cyusyo/data/4004.html |
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三浦市内で活動する同業者組合皆さまの身近にかつ、頼りにして頂ける存在となるように活動しています |
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よこすか・やすらぎの会がんケアと在宅看取りに取り組む横須賀市唯一の団体です。 https://www.facebook.com/yokosukayasuraginokai/?locale=ja_JP |
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