市内の中高生と地元企業が地域活性について共に考える「よこすかengine」プロジェクト(合同会社よこすかラボ、(株)教育と探求社の主催)。2023年度は三浦学苑高校総合コース1年生が、市内で店舗や事業所を構える5社と協働し、横須賀と各社が持つ資源(リソース)を生かした事業を考案した。
参加企業は昨年6月に行われた特別授業で、事業や自社が持つリソースについて説明。生徒は5人グループで、企業の強みを生かしつつ地域の活性化につながる事業案を、総合的な探究の時間で模索してきた。
2月1日には学習を締めくくる最終発表が行われ、各クラスから優秀なアイデアを発表したグループを企業側が1つ選び「企業賞」として表彰。企画力、地域への貢献度、リソース活用力などを審査基準に7つのアイデアが選出された。
新港町で「いちご よこすかポートマーケット」を運営するいちご(株)は、「食べられるクリスマスツリーを同社が運営する施設に置く」というアイデアを選出。審査担当者は「既存事業の組み合わせでなく、これまでにない”ゼロイチ”の発想を見せてくれた」と評価した。そのほか、同社が生産した野菜を使ったカレーの販売や、アニメーション事業で制作した作品とポートマーケットのコラボ企画などの案が発表された。
主催者は、来年度も同様の取り組みを行うとしている。
横須賀・三浦版のローカルニュース最新6件
|
30カ国100人の選手11月1日 |
W杯限定コラボスイーツ11月1日 |
|
文化会館の「あの頃」募集11月1日 |
|