スポーツ通し青少年育成 横須賀青年会議所 濱田真悟(39)
70年以上の歴史を持ち、よこすかシーサイドマラソンなどの公益事業に取り組む横須賀青年会議所。第73代理事長に就任したのは、保険会社の営業所長ほか実業団に所属する現役アメフト選手という側面も持つ「二刀流」だ。理事長として掲げるスローガンは「挑戦」。失敗を恐れず挑戦する意義に自らが気づかされたスポーツを通した地域振興で街の活性化を推進する。
小川町に生まれ青春時代を横須賀学院で過ごす。小学校はサッカー、中学は野球。どちらも芽が出ずに自信を失っていた高校入学時に出会ったのがアメフトだった。入部時点で他の部員より素早いダッシュや力強いタックルが得意だったこともありすぐに頭角を現すと、3年時には大学のスポーツ推薦を獲得するまでに成長した。現在は若手選手に出番を譲ることも増えたが、出場選手のケアや声出しによる雰囲気作りなど、自ら役割を見つけ勝利に貢献する姿勢からチームメイトからの信頼は厚い。「どんな立場でも自分を必要としてくれる人がいる」。アメフトに教えてもらった自らの信条だ。
近年取り沙汰されている若年層の自己肯定感の低下や、それによるうつ病などの発症に問題意識を持つ。「挑戦を続けることで自分ができること、求められることが見えてくる」という教訓から、子どもたちにポジティブな経験や成功体験を与えることを目指す。「自分には価値がある」「自分は存在して良い」といった感情を芽生えさせるきっかけづくりとして、青少年を巻き込んだ新たなイベントも企画している。
毎年恒例のシーサイドマラソンの開催もそうした取り組みの一環だ。「主役はランナーだけではない。裏方の実行委員やボランティア、沿道で出場者を応援する人もそれぞれがそれぞれの場所で大切な役割を持っていることを、イベント全体を通して伝えたい」
防災軸に連携強化へ 三浦青年会議所 桑田泰行(31)
故郷の海に魅力を感じてもらう青少年育成も兼ねた子ども向けダイビングや複合型イベントの実施など様々な公益事業を行う三浦青年会議所の第64代理事長に就任した。今年度掲げるスローガンは「成長〜より良い明日を創るために〜」。会員の学びを促すビジネス研修や公益的なイベント施策を通じて、よりよい町の創造を目指していく。
白石町の最福寺で副住職を務める。大学在学時の2018年、三浦JCが行った冬季の観光客増加へ向けた城ヶ島大橋のライトアップ事業に参加。本業がある中でまちおこしに奮闘して力を合わせる会員の地元愛に感銘を受け、入会を決めた。
入会後の印象深い事業は昨秋実施した「オータムフェス」。三浦海岸の秋の集客にフォーカスした複合型イベントに担当副理事という形で参画し、委員長の活動をサポートした。出店者や参加事業者らを募るため委員長は東奔西走。甲斐あってか集客目標だった千人を大幅に超える8500人を記録し、「誰かのがんばりが報われる瞬間がうれしくて」。手作り感満載のイベントだったと振り返る一方、地域事業者らへの売上貢献や市民の目に見える形で実施出来たことに手ごたえを感じている。観光や子育て、生産年齢人口の減少など市が抱える包括的な課題に対する一つの策として今年度も形を変えて実施する予定だ。
新たな施策として実行したいのは、地域の他団体との防災面における連携の強化。背景にあるのは昨年8月に起きた秦野市での豪雨災害でのボランティア活動だ。秦野JCが市や社協と連携協定を締結していたこともあり、県内各地のJCへの応援要請を潤滑に行えた。「海に面し活断層もある三浦市。災害時の急遽の対応を迅速に行う事で被害を少しでも減らしたい」。防災に関わる勉強会を開くことでまずは会員の知識を高め、地域に還元していく。
|
<PR>
横須賀・三浦版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
法政大学校友会 横須賀法友会横須賀法友会は、市内在住・在勤の法政大学OBの入会を募集しています |
|
|
|
|
|
若松商店街振興組合飲食店、物販店など多彩な商店が揃う老舗商店街 https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/4402/shoukou/cyusyo/data/4004.html |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
三浦市内で活動する同業者組合皆さまの身近にかつ、頼りにして頂ける存在となるように活動しています |
|
よこすか・やすらぎの会がんケアと在宅看取りに取り組む横須賀市唯一の団体です。 https://www.facebook.com/yokosukayasuraginokai/?locale=ja_JP |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>