神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
横須賀・三浦版 公開:2024年4月5日 エリアトップへ

ピアニストとして地元で初のソロリサイタルを開く 美里 芽玖(みさと めぐ)さん 平成町在住 22歳

公開:2024年4月5日

  • X
  • LINE
  • hatena
美里 芽玖(みさと めぐ)さん

「演奏で地元へ恩返し」

 ○...初のソロリサイタルをヨコスカ・ベイサイド・ポケットで開催する。規模の大きな会場で、1時間以上ソロで演奏した経験はなく、普段よりもステージにかける思いは強いが、「緊張よりもワクワクが勝る」と目を輝かせる。本番を間近に控え、「自分を育ててくれた地元への恩返しができたら」と気合は十分だ。

 ○...3歳からピアノ教室に通い始めてから20年。ここまで続けてこられたのは「演奏する楽しさはずっと変わらないから」。特段ピアニストを志したきっかけがあるわけではないが、小6で全国で一部の生徒しか選ばれない特別コースに進み、精鋭らの演奏に刺激を受けたことでさらに練習に励むようになった。東京音大付属高時代は始発電車で通学し、始業まで寸暇を惜しんで鍵盤に向かった。今年4月からは同大大学院へ進み、さらに学びを深める。

 ○...毎年夏に行われるコンクールでの入賞を一つの目標に据えているが、過去には他者による評価と自身の音楽性のズレに悩んだことも。厳しい評価を受けた経験を「ピアノ一筋でやってきたからこそ、まるで自分自身が否定されたような気分になった」と振り返る。現在では「評価基準や結果にとらわれすぎず、自分の信じた音楽を鳴らすことが大事」とコンクールもレベルアップの場として前向きに捉えている。

 ○...演者としてのモットーは「お客さんが楽しんでくれる演奏」。リサイタルの曲目にはクラシックのほかジャズも取り入れ、音楽に触れたことが少ない人でも楽しめる構成を意識した。サブスク等のサービスが発達した時代だからこそ、「現場で音楽に直接触れる魅力を伝えていきたい」と生演奏にこだわり、技術を磨き続ける。

横須賀・三浦版の人物風土記最新6

鈴木 英恵(はなえ)さん

小学生がローカル雑誌を作る「コロマガプロジェクト横須賀」を主宰する

鈴木 英恵(はなえ)さん

横須賀市三春町在住 42歳

9月6日

竹株 枝里さん

メルキュール横須賀の総支配人として地域に開かれたホテルを目指す

竹株 枝里さん

横須賀市安浦町在住 39歳

8月30日

山本アンディ彩果さん(本名:山本彩果)

汐入町のギャラリースペースで個展を開いている現代美術家

山本アンディ彩果さん(本名:山本彩果)

横須賀市公郷町出身 31歳

8月23日

平間 直道さん

ビーチサッカーの国際親善試合に日本代表として出場、競技の普及に努める

平間 直道さん

横須賀市芦名在住 37歳

8月16日

北野 謙太さん

作品集「群衆に紛れて」を出版した写真家

北野 謙太さん

横須賀市池上在住 29歳

8月9日

新恵(しんえ) 美佐子さん

横須賀美術館で展覧会を開催する画家

新恵(しんえ) 美佐子さん

横須賀市秋谷在住 60歳

8月2日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 9月6日0:00更新

  • 8月30日0:00更新

  • 8月23日0:00更新

横須賀・三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • OGURIをあるく

    OGURIをあるく

    〜小栗上野介をめぐる旅〜第15回 駿河台編【6】文・写真 藤野浩章

    9月6日

  • OGURIをあるく

    OGURIをあるく

    〜小栗上野介をめぐる旅〜第14回 駿河台編【5】文・写真 藤野浩章

    8月30日

横須賀・三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年9月6日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook