「元帥東郷平八郎」 記念艦「三笠」で特別展
三笠公園にある記念艦「三笠」では今月12日(土)より、元帥東郷平八郎の功績をたどる特別展を開催する。
日露戦争で司令長官として連合艦隊を率い、日本海海戦を勝利に導く作戦指揮を執ったことで知られる東郷。特別展では、その生涯を実物資料とともに紹介するほか、「日本海海戦絵巻」、東郷神社から借用した「三笠艦橋の図」の展示などを行う。
12月からのNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」の最終章では、ハイライトシーンに日本海海戦が登場。三笠の活躍が描かれており、東郷ともに大きな注目を集めそうだ。
特別展の期間は来年6月30日まで。観覧時間は午前9時から午後4時半。観覧料金は一般500円、高校生300円。詳細は記念艦「三笠」【電話】046・822・5225まで。
ドラマ効果で観覧者増
ドラマ「坂の上の雲」の放映開始以降、観覧者数が増えている。平成21年度が13万9千人、22年度は15万人4千人を記録。それ以前の平均は年間10万人程度で1・5倍の伸び。今年度は大震災の影響で一時的に客足が遠のいたが、夏休みを境に回復。10月は1万8千人を超え、ここ10年で最高の観覧者数となっている。
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