ガイドと楽しむ猿島散策 壮観な海鵜の越冬風景も
猿島に残された遺跡や伝説を案内する猿島公園専門ガイド協会は、今月24日(土)に島内散策ツアーを催す。
猿島には1884年に造られた赤レンガのトンネルや兵舎・弾薬庫があり、今でも約130年前のままの状態を保っている。特に猿島要塞は明治初期に主流だったフランドル積みの建築方法。国内でも同時期の建築物は取り壊しが進んでいることから重要視されている。その他、幕末期の台場跡、防空用に海軍により作られた高角砲台跡といった東京湾の防御の要として活躍した遺跡をガイドと回る。
また、この時期になると北国から越冬で飛来する海鵜(ウミウ)の姿を定期船上から見ることができる。島の西側崖には毎年数百羽単位の海鵜が羽を休め、そのフンによって断崖を真っ白に染める光景が一帯の冬の風物詩となっている。
時間は午前9時に三笠公園桟橋に集合、正午に解散予定。費用は大人1630円(乗船料・ガイド料・保険料込)小学生以下530円で、飲み物と昼食を持参。
参加希望者は、往復はがきに「猿島公園ガイド申し込み」・〒・住所・氏名・電話番号・参加人数(1枚4人まで)を明記の上、〒238―8550横須賀市小川町11横須賀市緑地管理課まで。11月12日(月)必着。問合せは【電話】046・822・9799へ。
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