街づくりを担う青年団体「横須賀青年会議所」(横須賀JC)は今月12日、小学生が将来の仕事について考えるきっかけを与える「キッズアントレ」と題した社会体験講座をスタートさせた。仮想の会社を設立して、マーケティング、事業計画書の作成、融資交渉、仕入れ、販売といった起業のプロセスを疑似体験するもので、経済の仕組みやチームワークを学ぶ。
全3回の集中講座には、4年生から6年生の児童約20人が参加。最終日の27日(日)には、三笠ビル通り商店街と市役所前公園で企画した商品やサービスの実演販売を行う。
初日は「会社とは?」をテーマに司法書士が講義を行った=写真。会社を立ち上げる目的や意義を講師が人気漫画「ワンピース」になぞらえて説明。「夢を実現するために異なる能力を持った仲間が集まり、夢の実現をめざすのが会社です」と話すと納得する声が広がった。3年前に小学生がゲーム会社を興した事例の紹介もあり、「社長に年齢制限はありません。みなさんにもチャンスがあります」とやる気を刺激した。
友達に誘われて参加したという城北小6年の柏木菜々子さんは、「今はまだ会社や仕事を上手くイメージできない。今回の体験を通していろいろと考えてみたい」と意欲を見せた。
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