横須賀集客促進実行委員会(横須賀市・横須賀商工会議所・京急電鉄)では、横須賀にゆかりのあるアニメや漫画作品に着目した地域活性化に挑む。物語に登場する実在の場所を積極的にアピールすることで熱心なファンなどを呼び寄せることを狙う。11月15日(土)の「横須賀Sプロジェクト」と銘打ったキックオフイベントを皮切りに、本格的な活動を展開。飲食事業者や商店街とも手を組み、作品の人気だけに頼らない仕組みづくりも模索していく。
ゆかり作品のシンポジウム
アニメなどのサブカルチャーが地域振興と結びつき、成功を収めている事例が全国で散見されるのを受けて市などが動きだした。
横須賀では、オンラインゲーム「艦隊これくしょん」の人気で、記念艦三笠の月間来艦者数が今年の5月以降、毎月過去最高を継続しているなど、サブカルチャーが高い影響力を持つことを証明している。
15日のシンポジウムでは、作品の舞台をファンが訪れる「聖地巡礼」と呼ばれる集客に成功しているアニメ「らき☆すた」の町おこし仕掛け人、埼玉県久喜市商工会鷺宮支所の坂田圧巳氏が講演。横須賀が登場するアニメ作品「たまゆら」「蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-」の両プロデューサーによる対談、横須賀出身で人気漫画「賭博黙示録カイジ」の作者である福本伸行さんのトークショーがある。
アニメ・マンガを柱とする地域振興に造詣のある識者が横須賀での可能性などについて論じ合うパネルディスカッションも実施する。
シンポジウムの会場は稲岡町の神奈川歯科大学大講堂。参加無料で定員600人(申込み不要)。
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