「横須賀に軍港資料館を作る市民の会」が主催する「横須賀開国検定」が、2月13日(土)に行われる。ペリー来航から、横須賀市が誕生する1907年までの50数年間に特化した設問を用意。製鉄所の創設150周年や日本遺産への申請など、市内の近代遺産に注目が集まる中で、市民の歴史知識を高めるのが狙い。
地域の文化や歴史を題材にした問題で知識を測る「ご当地検定」。知名度向上や地域振興などを目的に国内各地で行われ、一大ブームとなった。数回で終わったケースもあるが、近年では、近代産業の発展と観光を絡めた「川崎産業観光検定」や、市内散策ツアーと設問を融合させた「小田原まちあるき検定」など独自の趣向を凝らした内容で注目を集めているものもある。
横須賀市では2009年から「よこすか検定」を実施。受検者数の減少や問題の質確保などの課題もあり、計3回の実施で休止となっている。
ペリー来航以降に焦点
来月新たにスタートする「横須賀開国検定」の実施主体となるのは、「横須賀に軍港資料館を作る市民の会」。横須賀商工会議所のほか、市内の歴史関係団体が協力する。設問は、ペリー来航以降の開国から約50年間に特化。「水道敷設や電気インフラなど、当時の横須賀は国内で最も”進化”していた街。そんな先進都市に市民が誇りを持ち、改めて学ぶ機会にしてほしい」と同会の山本詔一さんは話す。今後、2回目以降の実施も決まっているという。
試験時間は60分、4択式のマークシートで50問。日時は2月13日(土)午後2時から。会場は、ヴェルクよこすか大ホール、受検料は1000円。参加申込は、氏名・年齢・住所を記入の上、【メール】gunkoushiryoukan@gmail.comへ、1月31日(日)締切。詳細は金文堂書店【電話】046・841・0057
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