選挙啓発を目的とした音楽の祭典「ゼンダマフェス in Yokosuka」が6月18日(土)に三笠公園で行われる。横須賀や横浜にゆかりある市民有志が企画したもので今回が初開催。タレントの石田純一氏ら著名人も出演し、来場者に選挙の意義や投票を呼び掛ける。
石田純一氏ら著名人迎え
7月に行われる参議院議員選挙を前に実施する今回のイベント。横浜で選挙啓発活動を行う発起人の柳澤史樹さん(47)は「未来を動かすのは自分たちなんだということを伝えたい。選挙に関心を持つきっかけになれば」と企画の思いを語る。東日本大震災の復興支援イベントを横須賀市で行った経験などで縁があったことから、三笠公園を会場に選んだ。
イベントの実現に向けては、フェイスブックなどを通じて呼びかけを行い、趣旨に賛同したメンバーらで実行委員会を組織。横須賀市の後援に加え、アーティストや文化人など、各方面から著名人の参加も取り付けた。投票率が低い現状や、選挙権年齢が18歳以下に引き下げられる中で、若者世代に音楽を通じて選挙の重要性を訴えていく。
投票の意義考える
当日はプロ・アマ合わせて約10組のアーティストらが出演。俳優の石田純一氏や作家でラジオDJのロバート・ハリス氏、映像作家の丹下絋希氏によるトークセッションも行われ、政治参加の意義などについて、来場者と一緒に考える。会場内には質問コーナーを設置。選挙についての疑問を識者がわかりやすく解説する場も設ける。
ほかにも、大道芸人のパフォーマンスを披露する舞台や飲食ブース、キッズスペースなども用意し、「ファミリーにも楽しんでもらいたい」と幅広い層に来場を呼び掛ける。
イベントの時間は午前11時から午後5時まで。入場自由。詳細はHP「ゼンダマフェス in Yokosuka」より。現在イベントにかかる資金を集めるため、クラウドファウンディングによる寄付も募っている。
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