長井小学校の5年生の児童61人が学校近くの谷戸田で田植えに挑戦した。ひざ上まで泥につかりながら横一列に並んで丁寧に苗を植えていった。児童らは総合学習の時間を活用して「米づくり」を学んでおり、田んぼをフィールドに刈り取りまでの一連の作業を行う。
10数年来、休耕田となっていた土地を地元の若手グループ「長井田起こし隊」が所有者から借り受け、2年がかりで復活させた。子どもたちに多様な生物が生息する環境を肌身で感じながら、米作りの方法や苦労を味わってもらうことを目的としている。田植えなどの技術指導はNPO法人三浦半島生物多様性保全の天白牧夫代表が行っている。
田んぼの大きさは約200平方メートル。秋には30kgの米の収穫を予定している。初めての経験という⻆井愛美さんは「長井のシラスを載せてご飯を食べるのが楽しみ」と声を弾ませていた。
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