湘南学院高校の生徒有志が中心となり製作した坂本龍馬と妻・おりょうの夫婦像の除幕式が今月８日、おりょう公園（大津町）で行われた＝写真。信楽寺の「おりょうさんまつり」に合わせた開催となり、関係者ら約１５０人が郵便ポスト上に設置された高さ約50センチのブロンズ像のお披露目に集まった。
像の設置は同校の生徒らが地域の賑わい創出、手紙文化の振興を目的として昨年末から進めてきたプロジェクト。ブロンズなどの資金に関して、８月からインターネット上で資金を募るクラウドファウンディングを実施して目標の２００万円を達成。除幕式を開くに至った。
事業を主導してきた生徒会長の田中翔太さん（３年）は「約１年、地域の方と協力して完成できてよかった」とほっとした様子。今後の維持・管理を担う大津地域の商店会組織「大商チェーン」の西村覚会長は「学生たちに感謝したい。像にからめたイベントなども検討したい」と話した。
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