人口減少に悩む横須賀市は、来年度に実施する新たな定住促進策として、「海を感じる暮らし」を前面に押し出した移住体験を実施する。事業費として489万円を計上している。
5月にウインドサーフィンのワールドカップ(W杯)が津久井浜海岸で行われるのに合わせたもので、マリンスポーツの愛好家などにターゲットを絞り、都市近郊でありながらオン・オフをバランスよく過ごせる住環境をアピールしていく。
津久井浜周辺エリアに民間事業者と連携して魅力度の高い移住体験用の住宅(新築・リノベーションなど)を2戸用意する。広告宣伝効果などを期待して参入する事業者をプロポーザル方式で選定していく考え。家具や大型家電、調度品は市が購入する。
体験者の年齢制限や移住期間は特に定めていないが、SNS等で住み心地などの感想を発信してもらうことを条件としている。
W杯の誘致決定を受けて、市はウインドサーフィンを含むマリンスポーツを核としたまちづくりを積極展開していく方針だ。同大会の継続開催の方針を表明しているほか、ウインドサーフィンの体験会などを実施して、マリンスポーツ人口の裾野拡大にも取り組む。
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