ドルを持ってどぶ板へ 集客策で市内初の試み
市内への集客促進の一環として、横須賀市と横須賀集客促進実行委員会(市・商工会議所・京急電鉄)では7月1日から8月末まで、USドル紙幣で飲食や買い物の支払いができる「夏の横須賀ドル旅まつり」を開催する。アメリカンテイストな街並みが特徴のどぶ板通り(本町)の店舗や、市内観光施設などで使用できるという初の試みだ。
米ドル紙幣を使用できる店舗は、米海軍横須賀基地周辺の飲食店や物販店などで、どぶ板通りが中心となる。市によると、今月4日までの申し込み件数は40に上り、週明けには具体的な店舗名や観光施設などの詳細が発表される見込みだ。
この企画のメインターゲットは、同紙幣を家庭で眠らせたままにしている市外在住者。旅行専門誌を発行する(株)トラベルジャーナルが昨年公表した「海外旅行に関する調査」では、旅行などで使いきれずに余った外貨は、全国で約1兆3000億円に上ると推計されている。
そこで、米軍基地があり国際色豊かな横須賀の都市イメージに、米ドルを使えるという話題性を加えることで市内への集客を狙う。市では今回、観光客数の目標などは設定していないというが、実施後は参加店にヒアリングをしながら来年度以降につなげたい考えだ。 一方、本町商店会では今年度独自に、アメリカらしさを感じさせるにぎわいイベント事業に乗り出している。基地関係者を招いた英会話教室や、グルメ開発も手がけていく。越川昌光会長は「ドル旅まつりをひとつのきっかけに、アメリカンなまちをアピールしたい」と意気込んでいる。
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