親子で「ホンモノ」知るきっかけ 長谷川亜弥子さん（久里浜在住）
収穫したトマトを手にする輝くん（中央）と（右）亜弥子さん
メルマガで配信される「すかりぶ」の情報をこまめにチェックして体験イベントなどに顔を出しているという長谷川亜弥子さん。今夏は、息子の輝（ひかる）くんとトマト栽培の連続講座に参加した。大学の農学部で食品を学んだ亜弥子さん。かねてから子どもたちに「食べ物の本当の美味しさを教えたい」との思いがあり、絶好の機会だと考えた。
土のにおいに畑のふかふかな踏み心地。輝くんは何もかもが初めての経験で、はしゃぎながら収穫までの過程を楽しんだ。もぎたてのトマトをその場でがぶりと一口。濃厚な味と香りに親子で舌を巻いたという。以来、輝くんが自宅のベランダで育てているトマトを口にしなくなってしまったのが目下の悩みだ。
亜弥子さんは３年前に東京から実家のある横須賀にＵターン。海と山に囲まれ、食材に恵まれる土地の利をあらためて実感している。
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