基地内ガイド自衛隊OBが 専門性ウリ、集客の起爆剤に期待
自衛隊OBが観光ガイド役となって横須賀市内を案内するNPO法人「横須賀サイトシーイング」(小田倉光伸理事長)が、このほど設立された。観光資源として注目と期待を集めながら、手続き上の問題などで開放が一般化されていない自衛隊関連施設の見学などを手掛ける。同法人の小田倉理事長は「市内の飲食店や観光事業者と連携して横須賀の地域活性に協力したい」と意気込んでいる。
陸・海・空の自衛隊基地に防衛大学校までが揃うのは全国的に例がなく、横須賀が誇る唯一無二の観光コンテンツとされている。昨年の海上自衛隊のサマーフェスタで1万7千人、本物の戦車や装甲車に試乗できる武山駐屯地の一般開放には3千5百人の人出があり、集客のテコになっている。こうした反面、自衛隊関連施設は9・11米同時多発テロ以降、セキュリティの面から一般の来場に規制がかけられており、観光資源として十分に活用されていない。常設ツアーへの展開は難しいとされていた。
今回、調整役を買って出たのが、自衛隊OBでつくる隊友会横須賀支部のメンバー。市内には3千5百人の退役自衛官が在住しており、数人の賛同者で同法人を立ち上げた。基地とのパイプ役を務めながら、職務経験を活かした専門性の高いガイドを行っていくという。自衛隊側も国防意識の啓発につながると、協力的な姿勢を見せている。
具体的なツアープランとして考えられているのは、年間10万人が乗船する「軍港めぐり」とのタイアップ。横須賀本港の護衛艦を船上から眺めた後、海自基地内で艦艇見学などを行う。基地周辺の飲食店では護衛艦内のレシピを忠実に再現した食事も提供する。また、東日本大震災での自衛隊の活動記録と報告を基地内見学とセットで行う企画なども用意している。
「軍港めぐり」を運航する(株)トライアングルの鈴木隆裕さんは「『横須賀サイトシーイング』は集客促進の頼もしい援軍。自衛隊関連施設との観光コラボは、行政も旅行会社も思うようにできなかった部分。新たな観光メニューの開発に夢が広がる」と歓迎する。
同法人では、案内人を養成しながら市内業者との連携で独自のツアープランを増やしていく計画。9月を目途に実施に移る。旅行会社にも積極的に売り込み、県内外からの集客を図る。米海軍横須賀基地内の常設ツアーも実施に向けて働き掛けていくという。
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