作 家吉富さん 最新作の舞台に横須賀 朗読劇で通った町に”恩返し”
横須賀を舞台にした小説「きっときみに届くと信じて」が金の星社から発売されている。物語は、両親の離婚を機に横須賀に越してきた内気な女子中学生・海が、親友の裏切り、クラスでのいじめに傷つきながらも必死に明日への希望を見出していくストーリー。著者は児童虐待をテーマとした150万部を超えるベストセラー『ハッピーバースデー命かがやく瞬間』(青木和雄共著)も手がけた吉富多美さん。
吉富さんは横浜在住。本作はフィクションだが、汐入や上町にある「はるかぜ書店」、三笠ビル商店街のラジオ局「FMブルー湘南」などを想起させる名前が登場する。
きっかけは朗読劇
一昨年、文化会館で行われた『ハッピーバースデー』の朗読劇。1人でも多くの人に感動を伝えようと、行政や市民団体、企業などが発起人になり「100人の実行委員会」が立ち上がった。吉富さんは準備のため、月に1度横須賀を訪れる生活が1年間続いた。横須賀には「米兵たちが街中を歩いているのを当たり前に受け入れている。オープンで、偏見がまったくない」という印象を持った。
実行委員たちとの雑談で話題に上ったのが市内の地区ごとの特徴。東部と比べ西部は交通の便が悪いことや、北部に住む人たちは都会意識が高いことなど、赤裸々な「地元話」に作家として興味をひかれた。人口370万人を超える大都市・横浜では行政区ではっきり分かれており「ここまで強く特徴がでない」。
横須賀はいじめや不登校率が全国的に高いと言われている。しかし吉富さんは、朗読劇の運営を通し、児童福祉に全力を注ぐ大人たちの姿を見て、横須賀の子どもを取り巻く環境に期待できると感じたという。
横須賀を舞台に選んだのは、朗読劇に関わった人や見に来てくれた人への「恩返しに近いものがある」と吉富さん。「市内の人がこの作品を読んで『ここはあそこかな』と身近に感じてもらえたら」。
自身も2児の母親である吉富さんは、子育てが一段落した48歳のとき小説を書き始めたという遅咲きの小説家。子どもや若者、子育てに関わる団体への市民基金を募る認定NPO法人「神奈川子ども未来ファンド」の理事も務める。「朝日中学生ウイークリー」の紙面で学生相談を担当。多くの相談を受けてきたからこそ紡げるストーリーには、吉富さんからのメッセージが詰まっている。
読者プレゼント
吉富さんのサイン入り著書「きっときみに届くと信じて」を3名様にプレゼント。ハガキに郵便番号・住所・氏名・年齢・本紙の感想を記入し〒238―0032横須賀市平作1の12の8タウンニュース横須賀編集室「サイン本プレゼント」係まで、3月14日(金)締切。
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三浦市内で活動する同業者組合皆さまの身近にかつ、頼りにして頂ける存在となるように活動しています |
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よこすか・やすらぎの会がんケアと在宅看取りに取り組む横須賀市唯一の団体です。 https://www.facebook.com/yokosukayasuraginokai/?locale=ja_JP |
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