追浜地区 市内唯一の「転入超過」 大規模マンションが後押し
横須賀市の人口が全国最多の「転出超過」となっている中、追浜地区では人口増が続いている。4月1日現在、前月比で301人増加。大規模マンションの建設による市外からの転居が大きな理由だが、人口流出に悩む横須賀市にとって、明るい兆しだ。
総務省が今年1月に発表した2013年の人口移動報告では、当市の転入者は1万2550人(前年比687人減)、転出者は1万4322人(同88人減)で、転出超過が拡大。横浜市や川崎市、藤沢市など近隣の自治体が軒並み「転入超過」となっている中で、横須賀市でも転出に歯止めをかけるべく、さまざまな政策を打ち出している。
追浜行政センター管区では、平成24年4月に2万9千人を超えて以降、少しずつ増加を辿り、昨年4月には3万人を突破。その要因は、大規模マンション「ルネ追浜(420戸)」「ザ・パークハウス追浜(709戸)」が、平成24年にそれぞれ竣工したことにある。マンションがある追浜東町ではこの1年間で約550人増加、市内で一番人口増加の多い町となっている。現在、順次分譲しており、年度が変わる3月の移動が多かった。
また、市内での移動が県内移動を上回る他地区と比べると、同地区への転入(社会増加)は県内からが3分の2を占めており、特に金沢区など、横浜南部から住み替えする人が多いとみられている。
”住みやすさ”前面に
追浜地区の人口増に対して、「住んで良かったと思ってもらえるような街にしたい」と追浜行政センターの阪元館長は話す。歴史遺産や自然豊富な環境に加え、追浜まつりやY・フェスタ、花火大会・追浜マラソンなど独自のイベント、ベイスターズやマリノスといったスポーツの拠点、さらに日産やJAMSTECをはじめとした工場・研究施設など、集客資源が多い同地区。「転居してきた人には、これらの街の魅力を感じてもらうとともに、市外の人に追浜の街をアピールする火付け役になってほしい」と阪元館長。マンション販売業者も、横浜など都心への利便性や自然環境に加え、街歩き情報誌を作成するなど街の魅力を発信。充実した住みやすさを積極的にアピールしている。
新住人を迎え入れる地元も、町のつながり作りに力を入れる。両マンションではまだ町内会・自治会は発足していないが、追浜地区の連合町内会では、住民を含めた管理組合との連携を強化。また、地域運営協議会は街の課題として掲げる防災面に関しても、協力体制を取っていきたい考えだ。
現在、横須賀市では「選ばれるまち」を掲げ、定住プロモーションを強化。市外に向け、不動産価格や都心へのアクセスの良さなどをアピールする事業に乗り出した。追浜の人口動態も分析しながら、今後の事業推進に役立てていくという。
児童増見据え、小学校増築
人口構成比で言うと、市全体では少子高齢化傾向に歯止めがかからず、年少人口(0〜14歳)の減少と老齢人口(65歳以上)の増加が著しいが、追浜地区は市内で唯一、年少人口が年を追うごとに増加している。
20〜40代のファミリー層の転入が大半を占め、年少層の中で特に多いのが未就学児だという。数年後には、小学校入学を迎える子どもが多いとして、学区である浦郷小学校では、児童増を見据えて、増築工事を進めている。市教育委員会によると、増築するのは、図書室や図工室などの専科の教室として利用する2階建ての校舎で、今年度末には竣工予定。
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