プロ野球・横浜DeNAベイスターズの総合練習場(長浦町)の移転計画が浮上している。横須賀市はこれを受け、追浜公園の一部を用地として貸与することなどを提案し、同社と交渉・調整を進めている。使用開始のめどは19年3月。移転先とされる追浜地区は、横浜ベイスターズ時代にファーム「湘南シーレックス」を地域密着で応援してきた経緯があり、「人の流れを活性化に結び付けたい」と歓迎の声も上がっている。
長浦町の総合練習場(ベイスターズ総合グラウンド)は、現・マルハニチロの施設跡に建てられ、1986年から使用。屋外・内の練習場のほか、選手寮を有している。老朽化や拡幅や修繕が厳しい状況もあり、同社では現所有者との契約期間終了後(2017年度末)の市外移転を模索していた。公式戦を行う横須賀スタジアムとの距離が離れていることや、高額な賃貸料も理由とされている。
これを受け、横須賀市は「市外流出」を大きな損失と受け止め、昨年末から同社と協議。同スタジアムのある追浜公園の一部を用地として貸与することを提案し、この方向性で調整を進めてきた。市としては、プロ野球チームの練習場とスタジアムを「地域資源」として活用し、経済面での活性化、交流人口の増加を期待する。また、同社が地域密着を掲げて活動していることから、ホームタウンとして、選手との交流やスポーツ振興での協力体制も強化したい考えだ。
具体的には、同スタジアムに隣接する追浜第2・第3野球場を総合練習場の候補地とし、追浜公園の自由広場の一部を都市公園の指定を外したうえで、選手寮を設置することも考えているという。市が整備に関わる部分もあり、現状では、これらの計画について方針をまとめている段階にある。
地元は歓迎
追浜とチームとの関わりは深い。97年に横須賀スタジアムが2軍本拠地となり、2000年には、地域密着を掲げたファームチーム「湘南シーレックス」として独立。追浜駅前の商店街では「レック」のフラッグを掲げ、ホーム試合時にイベントを実施するなど、街をあげた応援体制が生まれていた。現在の2軍体制になってからも、町内会・商店街や企業と連携した催し「追浜デー」や京急とのタイアップ企画などを展開している。
商店街関係者はこの動きを受け「練習場はシーズン前にも、熱心なファンが集まる。これを利用して活性化に繋げたい」と歓迎の声。地元町内会も、「まちづくりに明るい話題。協力体制で応えたい」と話す。
利用団体に配慮
ただ、懸念材料がない訳ではない。現在、第2・第3野球場は、市内外の硬式・軟式野球、ソフトボールチーム等が使用。自由広場では、ゲートボールなど地域住民の利用もある。移転方針が報道されて以降、市には今後の使用に関する問い合わせや要望も相次いでいる。市担当課は「現在の利用者に配慮し、慎重に協議を進める」という姿勢。新たな施設の整備も検討しており、各団体に対し「代替地や市内で利用できる施設について、丁寧に説明・調整を行っていく」と話している。
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紙面から振り返るヨコスカ・ミウラ202412月20日 |
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